2022年11月29日火曜日

アクサユネスコ防災減災プログラムで奈良市防災センターと奈良市南消防署を訪問しました。

  アクサユネスコ防災減災プログラムで取り組んでいる「文化財の防災」について学ぶために、奈良市防災センターと奈良市南消防署をユネスコクラブと有志生徒で訪問をしました。

 前回は東大寺での火災被害や文化財防災の取組について学びました。今回は、消防の方から訓練用の模擬仏像を見せてもらったり、どのように文化財を守ろうとしているのかについて詳しく学びました。実際に模擬仏像を移動させてもらい気付くことがたくさんありました。ケヤキでできた仏像の重さ、仏像がいくつかのパーツに分解できること、できるだけ仏像を守りながら運ぶことができる専用の担架の存在など、たいへん貴重な体験をさせていただきました。

 実際の火災現場で仏像を運び出すことは大変なことであると実感しました。消防隊員の方の命がけの努力で守られた文化財があることを知り、次世代に文化財を受け継ぐことの大切さを実感できたと思います。

 後半は、消防署で救助工作車や消防ポンプ車の説明を受けたり、装備を身につけさせていただいたりしました。隊員の方の消防に対する真剣な思いを感じることができました。

避難訓練用の模擬仏像です。全国でも珍しいそうです。

実際に運び出す作業をさせてもらいました。

救助工作車やポンプ車について説明を聞きました。

消防士さんの防火服を試着させてもらいました。










2022年11月28日月曜日

【環境整美部】ワックスがけをしました

期末試験が終わりました!環境整美部はさっそくお仕事です。

A棟2階とC棟1・2階の廊下にワックスをかけます。

2年生が1年生に指示を出してテキパキ(?)と作業しています。

綺麗な環境をつくるのが環境整美部の仕事のひとつ。真面目に取り組みながらも、楽しそうですよー!










2022年11月24日木曜日

奈良教育大学笠次先生による東京オリンピックパラリンピックに関する特別授業が行われました。

 奈良教育大学保健体育講座の笠次先生は、東京2020オリンピック・パラリンピックに救護スタッフとして参加されていました。そこでの貴重な経験を「スポーツを支えることの意義-TOKYO2020オリンピック・パラリンピック救護の経験から-」と題し、本校の3年生の保健体育(体育理論)の授業として講義していただきました。授業では、トライアスロン競技の選手用医療責任者として大会を支えた経験や実際の現場の話をわかりやすく話していただくことができました。生徒達も「支える」視点からのスポーツを学ぶことができたのではないでしょうか。大学のHPにも紹介されています。奈良教育大学ホームページ



2022年11月18日金曜日

1年生黒髪山キャンプフィールドでの活動

 1年生は今年3回目になる黒髪山キャンプフィールドでの活動を行いました。

生徒の実行委員会を立ち上げ、学年全体で自然を満喫しながら、共同や協力ができるプログラムを自分たちで企画運営しました。

班単位で自然の中でお宝探しをしながら、先生方の用意したチャレンジ課題に成功するとボーナスがもらえる仕組みです。実行委員さんが、楽しみながら班や学級の絆が深まるように、よく工夫してくれました。

オープニングを飾る寸劇!
各先生方のチャレンジ企画に挑戦

課題に挑戦中かな?

それぞれの課題をクリアするとボーナスがもらえます。



2022年11月17日木曜日

【環境整美部・ESD】コキアプロジェクト

2022年度後期から環境委員会と整美部が統合して「環境整美部」となりました。

環境整美部では、現在コキアプロジェクトという活動を行なっています。このプロジェクトは、ESDやSDGsに関わって私たちにできることを考え実行しよう!というもので、附属幼稚園と一緒にコキア(ほうき草)を育てて、コキアでほうきを作り、学級や園にある手ぼうきを自然素材のものに変えようという内容の活動です。

附属幼稚園で大きく育ったコキアをもらってきて、附属中学校の環境整美部員でほうきづくりをしました。今年はコキアがたくさんはなかったので、附属中学校の分としては、稲わらを使ってわらぼうきを制作しました。

写真は制作の様子です。

初めてのほうきづくりでしたが、友だちと協力してかわいいほうきができました。これから全クラス分を作って、各学級で使えるように準備をしていきます。

みなさんのお家でコキアを育てたけど、その後使う予定がないという方がおられましたら、ぜひ附属中学校にお寄せください。ほうきにしてお返しします!






【2年生・ESD】わらび餅ときなこの実習

ESDの授業で、「身近だけど作ったことがない加工食品」として、大豆からきなこ、そして、わらび餅粉からわらび餅を作りました。







【幼稚園交流】絵本作成の取り組み

家庭科と国語のコラボで、幼稚園にプレゼントする絵本を作っています。

司書の先生のアドバイスも生かしてがんばってます。







2022年11月14日月曜日

1年生と5組との交流会

1年生通常学級と特別支援学級との交流会が始まりました。

実行委員さんの企画、みんなの協力で楽しい時間を過ごします。

お互いのことを知り、仲を深めていく入り口となります。


まずは自己紹介
好きな○○などを
発表しあいました。

交流会ふわふわバレー
特別支援学級のなかでも2、3年生は経験者
うまい!

慣れてくると
チームワークもよくなり
うまくフォローできるように
なってきました!

後半の活動はモルック
ピッタリ50点にして
勝利したチームからは歓声が!
大盛り上がりでした

2022年11月12日土曜日

【科学部・探究班】まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバル

11月12日、奈良高校を会場に、奈良高校SSH事業「まほろば・けいはんなサイエンスフェスティバル」が開催されました。

本校科学部探究班が、ポスターセッションにて発表しました。SSHに指定されている高校に混じっての参加でした。対面での発表は全員が初めてで緊張していましたが、大学の先生や研究機関の方、高校の先生、高校生などに向けて堂々と発表できていました。

また、高校生の研究発表に触れ、様々な意見や励ましをいただくことで、研究のヒントや自信をもらえたのではないでしょうか。

引き続き頑張って欲しいです。








2022年11月10日木曜日

1・2年合同奈良めぐり報告会

10月に実施した「1・2年合同奈良めぐり」について、先週木曜日、報告会を行いました。

コロナ禍のため、2学年生徒全員が体育館に集まるのは難しいので、各学級教室をオンラインでつなぎ、2年生が事後学習で制作した7つのコースの報告動画を視聴し、質疑応答を行いました。

自分たちで地域を歩き、人、自然、歴史、文化と直接触れ合うことで、感覚として実感したことがたくさんある学びとなりました。

奈良めぐりの各コースの学びは、今後、リーフレットの形で外部へ発信・紹介していく予定です。


1年生からの活発な質問に対して
2年生が相談しながら丁寧に答えて
いる姿が印象的でした。
報告の最後には、奈良教育大学
ESD・SDGsセンターの中澤先生と
大西先生よりコメントを
いただきました。

中澤先生 「”いいものは引き継がれる”
というまとめがありました。
SD(持続可能)に影響を与えるものは、
多くの人がいいと感じます。
さらに、”なんでそれがいいと感じるのか”
までを考えていくと、もっと発信力のある
附属中らしい奈良めぐりになると思います。」

大西先生 「新しい知識を得ることは、
新たなものの見方や考え方を得て、
新たな一歩を踏み出す自分との出会い
ともいえます。
その新しい知識を、よりよい社会の
ための”知恵”まで高めて、周りに伝えて
いってください。」

2022年11月8日火曜日

アクサユネスコ防災減災プログラムで東大寺を訪問しました。

 ユネスコクラブと有志参加の生徒で東大寺を訪問しました。

 このプログラムは「アクサユネスコ防災減災プログラム」として開催されたもので、文化財の防災・減災をテーマにした学習プログラムとして行われました。

 近年、沖縄/首里城の火災やフランス/ノートルダム寺院の火災などで、貴重な文化財が失われてしまう悲しい事象が起きました。長く受け継がれてきた文化財も、失われるときは一瞬です。奈良でも貴重な文化財を未来に継承するために、防災・減災に対しての対応が大切だと考え、本プログラムが行われています。

 東大寺も過去の経験をいかし、防災対策をきちんとされていることがわかりました。

日頃は注意して見ていませんでしたが、至る所に消火設備が用意されていることに気付くことができました。貴重な体験をありがとうございました。

僧侶の方から災害についてお話を伺う
消防設備などを見ながら東大寺へ
実際に放水銃を見せていただきました。
消防車も用意されています。
二月堂の格子の隙間のドレンチャー設備
新しい消火設備も紹介していただきました。
最後に参加者全員で記念撮影