奈良県三郷町と大阪府柏原市の県境にある「亀の瀬地すべり歴史資料館」をユネスコクラブが見学に訪れました。良く災害が少ないと言われる奈良県ですが、このような大きな地すべりが過去にあり、現在も地すべり防止のために大きな対策が行われていることを知ることができました。大阪と奈良を結ぶ交通の要所である亀の瀬の歴史的な役割や地すべりを防ぐ最新の設備について学ぶことができました。
学習の最後に、地すべり対策工事により偶然発見された旧大阪鉄道亀瀬隧道(ずいどう)を活用したプロジェクションマッピングを見せていただきました。亀の瀬の歴史と文化を感じさせる圧巻のショーでした。ぜひ現地でご覧ください。
亀の瀬地すべり歴史資料館HP
ユネスコクラブ部員達は、奈良県にも大きな災害があったことや災害を防止するための大工事が行われていたことを知り、自然との共存や防災について考える機会になりました。
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大和川河川事務所の田尻さんから解説してもらいました。 |
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過去に大きな地すべりで災害を起こした亀の瀬地区 |
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このようなコンクリート杭で地すべりを食い止めています。 |
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排水トンネルの中を見学させていただきました。 |
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地すべり対策工事中に潰れたと思われていた旧トンネルが見つかりました。 |
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ユネスコクラブ部員と田尻さんと記念撮影 |