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2013年1月11日金曜日

平和の集い


1月11日に平和の集いが行われました。
栗本英世さんというカンボジアでボランティアをされている方の話でした。
議事は「本当の支援とは」ということで、もう一度支援について考える機会となりました。
カンボジアの現状を知らなかった生徒は、栗本さんの口から出てくる「人身売買」「地雷の撤去」などに衝撃を受けていました。
次にある生徒の感想をのせます。



世界には、まだまだ貧困に苦しむ人がたくさんいるのだと改めて感じました。
けれども、それは私の予想を裏切るものでした。
私は人身売買のことや、生まれたばかりの赤ちゃんが売られ、臓器を取られているという事実は知りませんでした。
裕福な家庭の人々の命を助けるために、何の罪もない神殿が死んだり、ひどい目に合わされたりしていると知り、とても悲しい気持ちになりました。
カンボジアでは水が足りず、からだ中に吹き出物が出来た子供や服を洗濯できずずっと同じ服で過ごしている人々たちがとても痛ましです。
以前は、私に支援など何もできないと思っていました。しかし、貧困のはじまりは勉強ができないことなのだとわかり、鉛筆やペットボトルキャップを寄付することも、大切な支援なのだと気付きました。
そうすれば、カンボジアの人々がノートなどを手に入れることが出来るからです。
学校をつくることが出来なくても、寺子屋が増えれば、よりたくさんの人が教育を受けることが出来ます。私も、貧困に苦しむ人々の気持ちをよく理解し、小さなことからでも、その人たちがきちんと教育を受けられるように、協力したいです。